今後の方向性に悩んでいる事業主・起業家・経営者の方へ
2000名以上の起業家・経営者を指導して分かった
「夢を叶える事業の作り方」をすべてお伝えします。
受講後レビューで5点満点中、平均4.6点以上を頂きました!
「本当に重要なものが自分の中に落とし込まれました!」
三木 ヒロシさま(男性)心理カウンセラー 神奈川県川崎市在住
評価 ★★★★★
今回の内容を通し、初めて自分のミッションを打ち出す事ができました。
「弱さは、強さ」という部分にも、とても納得しました。
今日は参加して本当によかったです。
重要なものが自分の中にインストールできました。
素晴らしい内容でぐいぐい引き込まれました。
コアな部分がインストールできて良かったです。
本当にありがとうございました。
「すごい感動しました。会うべくして会った気がします!」
宇佐美 憲一さま(男性)水道工事業 秋田県秋田市在住
評価★★★★★
今、自分にたりないもの、実感しました。
ものすごいわかりやすかったです。
すごい感動しました。
会うべくして会った気がします。
「ビジネスは深いものだと感じました!」
S.Kさま(女性)エステサロン経営 愛知県名古屋市在住
評価 ★★★★★
自分自身も組織が崩壊し、
理念やミッションの大切さを考えるとても良いタイミングで
お話がきけてとてもよかったです。
ビジネスは売上だけではなく、
もっと深いものだなあとあらためて感じました。
ありがとうございました!
「大きな気づきと学びを与えていただきました!」
O.Mさま(男性)会社員 東京都世田谷区在住
評価 ★★★★★
本日は、ありがとうごいました。
今まで、ミッションや自分の強みを内省することが、
あまりありませんでしたので、本日のワークは、とても勉強になりました。
ビジネスは、金儲けではなく、
人のお役に立つという言葉は知っていたましたが、
その意味するところをよく理解できておりませんでした。
仕事は、生きるための手段で、
楽しい週末のために耐える平日5日間というのが、一般的な常識です。
前々から、その生き方に疑問を持っておりましたが、
その疑問が正しいものだということが、
午前中に理解することができて、とてもよかったです。
大きな気付きと学びを与えていただきまして、ありがとうございました。
「ビジネス成功の5サークル」では、私が
8年間で2000名以上の起業家・経営者を指導した経験と
ゼロからスタッフ30名、年商5億円の会社を立ち上げた経験と
10年間に渡って1800万円以上を投資し、国内外の心理学、
経営学、マーケティング、哲学の専門家から学んだ経験の
3つを融合させたビジネスの成功法則を
すべてお伝えさせていただきます。
はじめまして。
坂本憲彦(さかもと のりひこ)と申します。
私はこれまで8年間にわたって、ビジネススクールで2000名以上の
起業家・経営者の方々を指導させていただきました。
また、自身でも経営者として、不動産教育事業、ビジネススクール事業、
能力開発講座事業、英語事業、飲食事業、集客代行事業など
複数の事業を立ち上げてきました。
最大で年商5億円、スタッフ30名(外部委託を含む)を抱えるまでに成長しました。
また、1800万円以上をかけて国内・海外の経営者・コンサルタント・
哲学者・心理学専門家・コーチなどから心理学・経営・
マーケティング・成功哲学などを学んできました。
このセミナーでは、私のこれまでの事業経験と2000名以上を指導させていただいた経験、
そして、1800万円以上をかけて学んできたノウハウを凝縮してお伝えさせていただきます。
どうすればブレない軸を作り、成功するビジネスを作ることができるのかをお伝えさせていただきます。
〜 プロフィール 〜
1975年和歌山県生まれ。ビジネストレーナー。株式会社ナレッジアクション代表取締役。
下関市立大学を卒業後、西日本シティ銀行に勤務。
6年半、法人・個人向けの融資・営業業務に携わる。
30歳のときに、子供の頃の夢だった起業をするために、
一念発起して東京に上京。
まったくのゼロの状態から、
不動産教育事業、ビジネススクール事業、
能力開発講座、飲食業など複数の事業を立ち上げる。
スタッフ30名(外部委託を含む)を抱え、
グループで最大年商5億円を達成する。
起業家・経営者向けのセミナー・講演は300回以上行い、
累計1万人以上が参加している。
また、ビジネストレーナーとして77業種、2000名以上の起業家の方に
コンサルティングを行い、成功に導いている。
2013年よりフシサンケイヒシネスアイ (日本工業新聞社)が主催する
中小企業支援団体のイノベーションズアイで支援機関としても活動している。
〜 メディア実績 〜
〜 講演実績 〜
その他にも、商工会議所、富士ゼロックス、倫理法人会、メットライフアリコなどで講演。
自主開催セミナーも含めこれまでに300回以上講演し、述べ1万人以上にビジネスの成功法則について解説している。
なぜ普通の人は夢を叶える事業が作れないのか?
この手紙を読んでいる方には、起業準備中の方もいらっしゃれば、
既に事業をされている方もいらっしゃると思います。
ビジネスは基本的に、誰でも出来ます。
それは別に能力の差ではありません。
もちろん作るビジネスの規模の大小はありますが、
ビジネス自体は、誰でもできます。
ただ、多くの方が自分にはビジネスなんて作れないと思い込んでいます。
普通の人が夢を叶える事業を作れないのには、6つの大きな理由があります。
1.ビジネスアイデアがない
まず1つ目に多いのが、そもそもビジネスアイデアが無いという方です。
これから何やっていいかが分からない、
そもそもどういうものが儲かるか分からないという方いらっしゃいます。
ただ、現在、成功している起業家や経営者は最初から全員、
ビジネスアイデアがあった訳ではありません。
みんなビジネスアイデアがないところからスタートしています。
どのようにしてビジネスアイデアを出していけばいいのかを
普通の人は知りません。
ですから、普通の人は夢を叶える事業を作れないのです。
2.自分が夢を叶える事業を作れると思っていない
2番目の原因は、自分には、夢を叶える事業なんて
作れるわけがないと思い込んでいる方です。
自分にはそんなの無理だと出来るわけ無いと、
最初から思い込んでいる方がいます。
自分の可能性は自分が決めます。
自分はできないと自分が決めつけてしまえば、
夢が叶うことは絶対にありません。
3.好きなことだけをやっている人が成功していることを知らない
私もこれまでに多くの経営者の方にお会いしてきましたが、
ビジネスで成果を出している人は、
基本的に、皆、好きなことしかやっていません。
本当に成果出している人ほど、自分がやりたいことだけやっています。
世間一般では、好きなことだけをやっていてはいけない
と言われたりします。
また仕事は、苦しいことをやらなければいけいないと思い込んでいる方が
すごく多いようです。
ただ、やはり成果を出している方を見れば見るほど、
基本的には皆さん好きなことだけをやっています。
好きなことだけに集中している方が非常に多いです。
結局が好きなことだけに集中することが
ビジネスの成功に一番大きく繋がるからです。
4.夢を叶える事業の作り方を知らない
具体的にどうやって事業を作ればいいのかを知らないという方も多いです。
世の中には起業の本やビジネス書、成功法則の本などは沢山あります。
ただ、具体的にどうやって作っていけばいいのかというところになると、
これが中々うまく伝わっていないのが現状のようです。
正しい事業の作り方を教えてくれているところが少ないようです。
5.決断力がない
ビジネスをやっていくには、かなりの決断力を伴います。
ほとんどすべての局面で、
様々な決断をしていかなければなりません。
というか、経営者の仕事で一番大切な仕事は、決断です。
今から新しいことをやるということは、
何かを決めなければいけません。
そうすると何かを断ち切らないといけない
ことにもつながります。
この決断力がないばっかりに、
ビジネスを作ることができなかった方が大勢いらっしゃいます。
6.夢を叶える事業の作り方を教えてくれる先生や友人がいない
普通の人の周りには、ビジネスの作り方を
教えてくれる先生は、ほとんどいません。
例えば、親がすごく大きな会社の社長さんで、
それを教えてくれる環境とかがあればまた別です。
私もサラリーマンの一般家庭に生まれましたので、
まったくビジネスを教えてくれる人が周りにいませんでした。
普通の人の周りには、ビジネスの作り方を
きちんと教えてくれる環境がないのが一般的です。
私も大学でも勉強しましたし、色んな講座も受けてきましたけども、
中々ちゃんと教えてくれる先生や友人はいないという状況でした。
今は経営者とか起業家の知り合いがすごく増えましたが、
それでも、ビジネスを教えてくれるとなるとまた話は別です。
周りに優秀な指導者がいないというのが、
夢を叶える事業を作れない理由の一つになっています。
以上が、普通の人がなかなか、夢を叶える事業を作れない大きな6つの理由です。
事業は誰でも作ることは出来ます。
ただ、誰でも出来るのですが、
多くの方が間違った事業を作ることで、
様々なストレスを抱えてしまいます。
間違った事業を作ってしまうことで、
どんなストレスを抱えているのかをご紹介します。
1.いつも短期的な収益に追われている
経営者によくあるストレスは、
いつも短期的な収益に追われてしまうことです。
常に明日の売上、来月の売上や利益を出すことに
追われてしまっている方がいます。
短期的な収益だけに追われていると、
人間には非常に大きなストレスがかかってしまいます。
その結果、事業そのものがイヤになってしまいます。
そして、精神的に追い詰められたり、
肉体的にも身体を壊したりしてしまいます。
2.仕事の充実感がない
今の仕事をやっていて、結局なんのためにやっているのかが
分からなくなることがあります。
従業員に給料を払うためだけに頑張っている、
銀行にお金を返すためだけに頑張っているなど、
今の仕事の本来の目的が分からなくなってしまうのです。
今の仕事をやって楽しいと感じなかったり
充実感がなかったりします。
3.スタッフが育たない
経営者には、スタッフや従業員が
なかなか育たないという悩みも多いです。
せっかく雇った従業員も
いつも社長が指示しなければ動いてくれない。
社長の右腕になるような人が育たない
という悩みがあります。
4.優秀な人が集まらない
人を募集しても、そもそも優秀な人が集まらなかったりします。
たとえ、集まったとしても優秀な人が集まらない。
なかなかいい人材を確保できずに、
ストレスを抱えてしまうことになります。
5.幹部との衝突が起こる
ともに苦労を重ねてきた、
幹部との衝突が起こるということも非常にあります。
最初に立ち上げた創業メンバーで、
大体、途中でイザコザが起こります。
当初は同じ目標に向かって行動していたけど、
事業が進むにつれ、お互いの方向性がずれてくることがよくあります。
創業メンバーや幹部同士での対立が大きなストレスになります。
6.会社の将来像が見えない
会社の将来像が見えないという方も多いと思います。
この先どうなるの?
5年後どうなるの?
10年後どうなるの?
と、不安を抱えている方も多いです。
今の事業の市場も縮小していて、
売上も先細っているのに、このままどうなるのだろうか、
ということで、大きなストレスを抱えている
起業家・経営者も多いようです。
7.家族との関係が悪化する
仕事を一生懸命頑張って、仕事は順調であっても
家族関係がボロボロという方。
これ非常に経営者とか起業家の方多いです。
特に起業して仕事が順調になっていくと、
仕事が面白くなっていきます。
そして、お金も手にはいるようになってきます。
一見、成功しているように見えますが、
家族関係はボロボロになっているという方は非常に多いです。
こういった形で間違った事業を作ってしまうと、
色々なストレスが起こってきます。
そこでこのお手紙では、間違った事業を
作ってしまわないように解決策をお伝えしていきます。
ブレない軸から夢を叶える事業を作る11のメリット
ミッションを中心にしたビジネスを作ると多くのものをあなたは受け取ることができます。
ミッションから事業を作ることで得られる、代表的な11のメリットについてご紹介します。
まず1つ目は、迷いが無くなるということです。
ミッションができると、常に自分が立ち返るところがあります。
そこが無いと、どこが自分の原点か分からずに
フラフラしまいます。
問題が起こっても、その場しのぎの状況判断になってしまいます。
でもそれはやはりしんどいことです。
ですから、常に自分が立ち返るところができると、
問題が起こっても、意思決定で迷うことがなくなります。
迷ったときの判断の軸があるので、
常に一つの軸を中心に決断や意思決定を行っていくことができます。
自分のミッション、自分の使命に生きていくことは、
楽しみながらお金を稼ぐことに直結します。
自分のミッションに生きるというのは、
本当に素晴らしいことです。
毎日が自分の本当の生きる目的に向かっていきているので、
毎日が楽しくなります。
そして、自分のミッションを中心に事業を作っているので、
事業も楽しく行うことができます。
ゲームを1日中やったり、
面白い本を夜遅くまで読んだりする感覚と同じで、
ずっと自分の事業だけに没頭することができます。
それは自分の使命を生きているからです。
ただ、注意したいのは、楽しいと楽は違います。
もしかしたら、他人から見ると、
とても大変なことをしているように見られるかもしれません。
ただ、本人は、自分の使命を生きているので、
それをまったく努力だとは思いません。
ただ、好きだからやっている、そんな状態になります。
ミッションを中心に事業を作ることで、
その事業が一生涯の仕事になります。
ミッションを見つけるということは、
すなわち自分が生涯をかけて取り組むべき仕事を
見つけることになります。
生涯の仕事に出会うことは、
あなたの人生の生きた証にもなります。
ミッションを中心に事業を作っていくことで、
10年20年30年と長期間にわたって成功するビジネスを作ることができます。
単にこの半年儲かりますとか、
オリンピックまで儲かりますという話ではありません。
ビジネスの本当の成功は長期間にわたって
継続的に利益を出すことができるかどうかです。
短期的な収益は、一発屋的に当たれば、
運良く出ることもあります。
ただ、継続的に利益を出し続けることは、
自分のミッションや会社の理念からしっかりと
事業を作ることが必須になってきます。
自分のミッションや理念、使命を伝えていくと、
それに共感した人が集まってきます。
夢を叶える事業を作っていくときには、
仲間の力がとても重要になってきます。
その仲間を集めるときに、利で集めようとすると、
利がなくなったときに人は離れていきます。
利益を提供することも大切ですが、
本当に一緒に事業をやっていきたいと思える仲間を
集めることのほうが、夢を叶えていくためには重要です。
単なる利害関係だけではなく、
本当に使命に共感して一緒にやりたいと思ってくれる
最高の仲間を集めるためにも、
ミッションを中心に事業を作っていくことが大切です。
ミッションを中心に事業を作ることで、
家族も幸せになれます。
使命やミッションを家族に伝えることで、
あなたの子供やパートナー、親の協力を得られるようになります。
起業家・経営者で自分の使命やミッションを
家族に伝えてない方は非常に多いです。
家族との関係は、人にとって一番大切な人間関係です。
家族に反対されている事業は、
あなたの心の奥底でブレーキがかかってしまいます。
あなたがブレーキをかけずに全力で事業に取り組むためにも
家族にミッションを語ってあげてください。
よく家族に反対されてという人がいますけれど、
それはきちんと自分の理念を伝えてないからです。
家族だからこそ、あなたのミッションを伝えてください。
それがあなたも家族も幸せにしていきます。
ミッションを中心に事業を作っていくと、
お客様も幸せになります。
自分が「こんな世の中を作っていくんだ」
という理念を伝えることで、
その理念に共感したお客様が集まってきます。
たまに起業家・経営者の方で
自社のお客様の質がよくないと
嘆いている方がいらっしゃいます。
ただ、そういったお客様を集めているのも
自分自身が発信しているメッセージのせいです。
自分自身が、自分の本当のミッションやビジョン(未来像)を
発信していくことで、共感してくれたお客様が
集まってきます。
その結果、お客様にも正しい価値を提供することができて、
お客様も幸せになることができます。
ビジネスを仕組み化していくときに、
ミッションは非常に重要です。
ビジネスを仕組み化するには、
人の力を借りることが必須になります。
人とどう関わっていくのか、
人にどう力を借りていくのかが、
非常に大事な問題になってきます。
人の協力を得るために必須なのが、ミッションです。
ミッションや理念で共感してくれた人を
巻き込んでいけるかどうかが、仕組み化には必須です。
単に、お金だけで人を巻き込んでいても、限界が来ます。
人は、お金だけで仕事をするわけではありません。
長期的にビジネスを仕組み化していくためには、
ミッションや理念が不可欠です。
ミッションを中心に事業を作ることで、
大きな事業を作ることができます。
年商10億、100億、1000億を目指すことができます。
事業規模が大きいから良いという訳ではありませんが、
もし自分が大きな事業をやっていきたいと思っている場合は、
ミッションや理念からしっかり作っていくこと重要です。
ミッションや理念を作らずにできる事業規模は、
業種にもよりますが、年商1億円前後までになることが多いです。
もし本当に世の中を変えたいというレベルで
事業をしたいのであれば、
ミッションから事業を作っていくことが必要になります。
また、上場を目指したい方にも、
ミッションや理念は必須です。
ミッションを中心に事業を作っていくことで、
日本や世界を変えることができます。
自分のミッションを中心に世の中をより良くしたい
という想いをしっかり持っていれば、
自分の周りの人、地域そして、日本全体や、
世界を変えていくことができます。
今はネットも発達しているので、
一個人が自分のミッションを
簡単に世界に発信することができます。
あなたの想いの力が世界をより良い方向に変えていきます。
ミッションを中心に事業を作ることで、
あなたの人生を完全燃焼できます。
自分自身の生涯の使命に生きますから、
自分が死んだ時に、この人生生きていてよかったなと思える、
そういった人生を歩むことが出来るということができます。
そうやって自分が本当に命をかけたい事業に
完全燃焼で取り組んでいくので、
結果的に、あなたの夢が実現していきます。
以上のように、
ミッションを中心に事業を作っていくことで、
あなたの夢は実現への道を歩み始めます。
ぜひ、あなたの夢を実現させていってください。
夢を叶える事業を作るために、
私自身も色々悩んできました。
さきほど間違った事業を作ってしまうと起こる
7つのストレスをお話させていただきましたが、
私も全部経験しました。
新規事業の立ち上げでも、
色々これをやった方がいいのかな、
やらない方がいいのかなということで悩みました。
売上や利益を考えながら、
どう経営していこうかということを常に悩んでいました。
次に悩んだのは、スタッフのモチベーションです。
実際にあった話ですが、販売促進のキャンペーンを
皆で頑張ってやろうということで行っていました。
そして、3ヶ月くらいのキャンペーンで見事、
目標の1億円の売上を達成しました。
私は喜んでいましたが、あるスタッフからは
「達成感がない」
と言われました。
「キャンペーンは頑張りましたけど、
全然、別に充実感とか無いです」
と言われたのです。
経営者にとって、これはきついです。
私は死ぬ気で、みんなを豊かにするために、
キャンペーンを行っていたのですが、
そういう私のモチベーションが、
結局スタッフには全く伝わっていませんでした。
私は年商が多い時で5億円まで行きました。
その時にスタッフと色々、会議をして
次は10億円を目指そうという目標を立てました。
当時の私は何となく5億円を達成したので、
次は10億円の目標かなと思って目標を立てました。
ただ、その時に個人面談でスタッフから言われたのが
「いや、僕は別に10億円をやりたいと思わないです」
という言葉です。
そのスタッフの言葉に対して私は「何で?」と思いました。
「みんなで頑張って売上を増やしてきたんだから、
そのまた上を目指すのは当然だよね」
そんな風に思っていました。
ただ、「自分は10億円をやりたくない」と言われたときに、
私も自分の中に、明確に反論する根拠が無いことに気づきました。
何となく5億円までいったから、
次は10億円みたいな感じで、目標を決めていました。
明確に自分の中に、
何故、その目標をやりたいのかがありませんでした。
自分の中にその目標を達成する明確な根拠がないことに、
すごく悩みました。
あとは経営幹部との軋轢です。
これも経験しました。
私が最初に立ち上げた会社は仲間と一緒に立ち上げました。
その会社で私は、創業メンバーでしたが、
当初、社長は別の方が務めていました。
その後、私が二代目社長として後を引き継ぎました。
ただ、創業オーナーとの軋轢がありました。
引き継いだ当初は、私が自由に経営をしていました。
ただ、そのうち先代の社長から
口出しをされるようになりました。
そして、社員の前で批判されたりするようになりました。
そうやって批判されているうちに、
結局、自分自身も何をやっていいのかが
分からなくなってしまいました。
軋轢があったのは幹部だけではありませんでした。
スタッフの満足度も低下し、
お客様からのクレームも増えていました。
三方というか、もう色んな方向から批判されていました。
上からも下からも横からも
全方向から言われていました。
こっちの言うことを立てればそっちが立たず、
そっちの言うことを立てればこっちが立たず、
という形で自分がどういう行動をしていいのかが
分からなくなりました。
そういう状況の中で私は何も行動ができなくなりました。
そして、最終的には自社の方向性だけでなく、
自分自身の進退も含めて、
どの方向に進んでいけばいいのかという、
根本のところが分からなくなってしまったのです。
そんなときに、私はある言葉に出会いました。
「ビジネスはどのステージでも問題が無くなることはない」
これは福島正伸先生という経営コンサルタントの先生の言葉です。
当時の私にとって本当に名言でした。
これが気づけるか気づけないかというのは、すごく大きなことでした。
ほとんどの人が問題を無くすためにすごく頑張ります。
目の前の問題を「解決しよう解決しよう」と頑張るのですが、
いつまでたっても問題は無くなりません。
一つの問題が解決したら、また今度は別の問題が発生してきます。
だからビジネスというのは、どれだけステージが変わっても
結局、問題が無くなることはないということが分かりました。
例えば今、売上で困っていたとしても、売上が増えたら増えたで、
次の問題が発生してきます。
マネジメントの問題かもしれないし、
今度は税金の問題かもしれないし色んな問題が発生してきます。
想像してほしいのですが、ソフトバンクの孫正義さん。
孫さんって事業をやっていて問題ないと思いますか?
孫さんの事業には一杯問題ありますよね。問題だらけです。
新聞やニュースでもいっぱい叩かれているし、
後継者の問題など色んなところで色んな問題が出てきています。
では、孫さんと我々だと何が違うのかというと
問題の規模感が違います。
私たちであれば、自分、もしくは自分の周りぐらいの
レベルくらいの問題しか起こりませんが、
孫さんが抱える問題というのは
国家間レベルの問題になってしまいます。
要は自社の問題が日米との貿易交渉とかに
影響を与えるレベル感になるということです。
ただ孫さんだろうと私たちだろうと、
問題の規模が大きいか小さいかだけで、
問題があるという事実は変わりません。
売上がどれだけ上がっていようが利益出ていようが、
問題があるという事実は変わらないんです
だから「どのステージでも問題が無くなることはない」という
この前提があるということを知っておいてください。
問題をなくそうと思ってずっと事業をやっていると、
本当に大変です。
問題は無くならないですから。
多くの方は、真面目なので、
それぞれ問題に対して一生懸命、解決策を取ろうとして
頑張っていると思います。私も色々頑張ってきました。
ただ、目の前の問題を解決しようと思って、
解決策を取っても、
問題は一向に無くならないということです。
では、事業を行っていると起こる
あらゆる問題に対応するためには
どうすればいいのでしょうか?
問題が無くならないとするなら、
私たちにはどうしようもないのでしょうか?
私も一生懸命考えました。
どうすれば、ビジネスで起こるあらゆる問題に対応できるのかを。
その時に出会ったのが、エリヤフ・ゴールドラット博士の著書です。
ゴールドラット博士は、日本でも沢山の本を出版されています。
「ザ・ゴール」という本が日本でもベストセラーになりました。
「ザ・ゴール」は、工場の生産管理の話です。
工場でどういう風にしたら
一番効率良く製品が出来上がるのかという話をしています。
その中で出てくるのが、全体最適と部分最適という話です。
ここで少し、全体最適と部分最適について解説します。
工場の製造ラインでABCという3つ機械があったとします。
それぞれA工程が部品を作るのに20分かかり、
B工程は60分かかります。
そして、C工程は10分かかるとします。
その時に、製品を作る時に
1番出来上がる製品に対しての時間が影響している工程、
すなわちボトルネックを見つけていきます。
製品が出来あがる時間に影響を与えるのはどこかというと、
1番時間の長いB工程になります。
B工程は60分かかっていますから、
B工程の時間が最終的な製品の出来上がり時間になります。
ですから、全体最適というのは、
そのB工程を改善していきましょうという考え方になります。
逆に、20分の時間でできるA工程を
Aの担当者が頑張って15分に改善したとします。
ただ最終的な製品の完成時間はB工程に委ねられていますから、
A工程をいくら改善しても、
全体の製造時間はB工程が改善されていない限り良くなりせん。
みんな一生懸命それぞれのところで、すごく頑張ります。
頑張るのですが、
それは全体には関係ないということがよくあります。
ですから、部分部分で各問題に対応していく部分最適ではなく、
この問題を1個解決したら全部解決する考え方が
全体最適という考え方になります。
そして、全体最適を考えた時に大事になってくるのが、
問題の抽象度を上げるという概念です。
目の前に起こっている問題を、
抽象度を上げることで解決していくという考え方です。
様々な問題が起こった時に、
同じレベル感で考えても中々、問題は解決しません。
アインシュタインはこう言っています。
「我々の直面する重大な問題というものは、
その問題を引き起こしたときと同じレベルの思考では解決できない」と。
要は、自分が今、考えているところと同じステージで考えていたら
問題点が見えないということです。
それよりも一歩上のステージ、
一歩高い山から見るイメージで全体を見ると、
ここが悪いというのが見えてくる。
そういう考え方が全体最適という考え方になります。
そこで私も自分よりも一歩上のステージから数々の問題を見るために、
成功している経営者の方々について色々、調べました。
すでに成功されている経営者の方々も色んな問題に直面しています。
私たちよりも、もっと激しい問題に直面している方も
大勢いるだろうと思いました。
そして、複数の経営者の方を調べていると、
ある共通のキーワードが出てきたのです。
スターバックスの創業者ハワード・シュルツさんの場合
例えばスターバックスの創業者のハワード・シュルツさんの場合です。
読者の方の中にもスターバックスが好きな方は多いと思います。
私もたまに行きます。
ところで、スターバックスについて、どうおもいますか?
何か結構、他のカフェと違う感じがしませんか?
コーヒーショップは沢山あります。
沢山ありますが、スターバックスは何かちょっと落ち着くというか、
高級感があるというか、
他のコーヒーショップとは何か違う雰囲気があります。
ただ何が違うというのは明確には分からないかもしれないけれど、
何かちょっと違うと感じると思います。
日本だとスターバックスの違いが分かりにくいのですが、
海外だとその違いが、すごく分かるそうです。
私の友人が以前マレーシアに住んでいました。
そこでスターバックスによく行っていたそうです。
日本は、全体的にサービスレベルが高いので、
他のカフェとそこまで差が分かりにくいのですが、
海外だと違いが如実だそうです。
スターバックスには、いつも行列ができているけれど、
隣のカフェは、いつもガラガラだったそうです。
また店員さんとの会話も違うそうです。
海外だと全然喋らなかったり、
愛想が全く無いカフェの店員さんもいますけど、
スターバックスの店員さんはすごいフレンドリーに
話しかけてくれたりするそうです。
そういう違いが、なぜ出てくるのかというと、
それはやっぱり「理念」が明確になっているかどうかです。
スターバックスには「サードプレイス」というコンセプトが、
もともとありました。
サードプレイスとは、第三の場所という意味です。
自宅と職場以外の第三の場所で落ち着ける場所というところで、
サードプレイスを作るというコンセプトでスタートしています。
そういう空間を提供するという理念があるので、
違いが出てきます。
だから日本でもスターバックスが出来るとニュースになったりします。
なぜ他のコーヒーショップができてもニュースにならないのでしょうか。
でもスターバックスができたときだけニュースになるのは
そういった理念が根底にあるからです。
パナソニック創業者 松下幸之助さんの場合
松下幸之助さんは、言わずと知れたパナソニックを創業した
昭和の大経営者です。
私も経営に色々悩んだ時に、どうしようかなと思いました。
そして、やはりきちんと経営の原点を学びたいと思いました。
そこでPHP出版が主催している松下経営塾に約1年間、
通って、松下幸之助さんの知恵をしっかり学ばせていただきました。
そこで教わったのが理念経営でした。
幸之助さんは、志を立てるところから事業は始まるということで
「立志」という言葉を好んでいたそうです。
志こそが一番に大事なことだということを教わりました。
幸之助さんは理念というものを
とても大事にしていました。
それを表しているのが、パナソニックの創立記念日です。
普通、創立記念日というと、大抵は会社ができた日になります。
ただ、パナソニックは違います。
会社が出来た日が創立記念日ではありません。
経営理念を公に発表した日(昭和7年5月5日)が
創立記念日になっているのです。
幸之助さんも最初の頃はお金もない中で
事業をスタートしていました。
ただ、事業が成長するにつれ、人がどんどん増えてきました。
その時に、自分の信念、何の為にこの事業をやっているのか、
という原点回帰をして振り返ったそうです。
そして会社の経営理念を作ったそうです。
経営理念を社員に伝えて、
そこからパナソニックは変わると意思表明をしたそうです。
今までも会社はあったけれども、
今からが本当の創業だということで、
創立記念日を、経営理念を公に発表した日にしています。
当時の幸之助さんが作った経営理念が
今もパナソニックの経営理念としてそのまま受け継がれています。
理念から作っていくことが事業をつくる上では、
非常に大事になるということがわかりました。
鳥貴族創業者 大倉忠司さんの場合
大倉忠司さんは鳥貴族という居酒屋チェーンの創業者です。
鳥貴族は280円均一を売りにしている焼鳥屋さんです。
大倉さんは松下経営塾の中で、
講話を聞かせていただきました。
その中で私が感じたのは、
非常に熱い情熱を持った方だということです。
私は、280円均一の居酒屋というのは、
正直、この4、5年くらいで出来てきた業態なのかと思っていました。
ただ、鳥貴族さんは創業してから30年経過しているそうです。
30年前に大阪で一号店を出店したそうです。
そこから今では全国で300店舗を超える一大チェーン店に
成長されています。
ゆくゆくは2000店舗を実現していかれるそうです。
そのお話を大倉社長から直接聞かせていただきました。
大倉社長のお話しを聞いて、私は非常に感銘を受けました。
私は初めは、居酒屋の社長さんなので、
もっといかつい感じの人を想像していました。
ただ、実際にお会いしたら、とても紳士的な方でした。
ただ、内側から滲み出る想いの強さはすごい方でした。
自分の軸がめちゃくちゃしっかりしている方でした。
自分の信念に対する思い、事業に対する思いという、
軸の固まり具合が半端ではなかったです。
私はお話しを聞いているうちに
「ああもう私は全然、無理だ」と思いました。
軸の定まり具合では、まったく太刀打ちできないと思いました。
それぐらい自分の会社に対する思いが強い方でした。
鳥貴族の経営理念は「鳥貴族のうぬぼれ」
という形で公開されています。
たかが焼鳥屋ですが心を込めて焼いて、
お客様ひとりひとりに心を込めた笑顔で提供していきたいということが
経営理念に書かれています。
その理念の表れが鳥貴族は看板にも出ています。
普通、お店の看板には営業中の札がかかっています。
それが、鳥貴族では「うぬぼれ中」と書かれています。
自分たちが焼鳥で人を幸せにすることに
うぬぼれていますという意味を込めて、
営業中の代わりにうぬぼれ中という看板が掲げられているのです。
うぬぼれている時間が鳥貴族にとっての営業中なのです。
そういう形で理念を本当に実践しています。
経営者が自分の中の強い思いを持っているからこそ、
企業としても成長していっているのだと思います。
ソフトバンク創業者 孫正義さんの場合
孫正義さんは言わずと知れた大企業家です。
孫さんは2011年に発表された「新30年ビジョン」
というプレゼンの中で事業に対する想いを語っています。
「新30年ビジョン」では、
ソフトバンクが創業して30年経ったことを踏まえて、
次の30年の方向性を孫さん本人が語っています。
孫さんがすごいのは、30年のビジョンを語るのに、
300年先の未来から語っていることです。
普通の人には想像つかない発想です。
300年先の未来を考えて、その上で、
この30年どうしようかを考えています。
その為に孫さんは300年前がどんな世界だったかから考えています。
そういう時代の大きな流れの中から、
じゃあ次の30年をどういう風にやっていくか
を考えています。
だから、目先の半年一年をどうしましょう
という話ではありません。
特に、新30年ビジョンは、
これからのソフトバンクの長期の方向性の発表の場です。
300年先から考えて、次の30年を考える。
そうして、次の3年、そして今年をどうするかということを
考えています。
普通の人に多いのが、お正月に神社で今年の目標をお願いする人です。
ただ、30年先の目標をお願いする人はほとんどいません。
だから、普通の人は問題が解決できずに悩んでしまいます。
30年先から考えずに、問題を目先の損得だけでしか考えていないために
全部囚われてしまいます。
だから大局的な見方ができなくなってしまいます。
孫さんは超長期からすべての発想を考えているということです。
ただ私の予想では、この超長期から考えるという発想は、
別に孫さんのオリジナルではないと予想しています。
孫さんがマネしているのは、松下幸之助さんです。
幸之助さんは250年計画というのを作っています。
そして、25年単位で事業を考えていました。
だから孫さんは幸之助さんの250年を上回るために
300年にしているのだと思います。
ですから、みんな別に完全にオリジナルではありません。
誰かを超えたいとかいう形で、真似しているのです。
でもすごいのは、アイデアは真似でも、
それを本当に実現していっていることです。
この「新30年ビジョン」のプレゼンは、
本当に素晴らしいのでぜひ見てみてください。
以上のような形で色々な経営者の方を研究してきました。
お話を直接聞かせて頂いたり、
本や資料などを調べさせて頂いたりしました。
その中で分かったことは、
結局、成功までの道のりは十人十色だということです。
一人として同じパターンで成功している人はいないということです。
それぞれが、それぞれのやり方で成功しています。
ただ、成功までのやり方は違いますが、
共通する部分が一つだけありました。
それは、すべての経営者の方が、
自らの事業に対して、熱い熱い情熱を持っているということでした。
私の知り合いに2人の対象的な経営者の方がいます。
一人はすごく理論派の社長さんです。
元々外資系のコンサルティング会社出身で、
そこから起業されて今は健康食品の通販の会社をされています。
私と同い年で年商50億円です。
その社長さんはとてもロジカルにビジネスを考えています。
私なんか太刀打ちできないくらいです。
それがやっぱり根底にあるのは事業に対する想いです。
従業員を喜ばせたいとか、仲間を喜ばせたいとか、
そういう想いがとても強い社長さんでした。
もう一人の社長さんは全く別のタイプでした。
この方は博多ラーメンのお店を
30店舗以上経営されている社長さんで、とても人情派でした。
この社長さんは建設現場のアルバイトを当初されていました。
そこから仲間と一緒に一旗揚げようということで
ラーメン屋をオープンしたのが事業のスタートです。
そこから少しずつ店が広がってきて、
今では国内と海外合わせて30店舗以上になっています。
この社長さんにもあるのが、
博多ラーメンに対する熱い情熱です。
本物の博多ラーメンを日本だけでなく
、世界にも広げていくという情熱が非常に強い方でした。
この二人の社長さんは、
事業の作り方は全く違います。
やっているビジネスの業種も違うし、
やり方も全く違います。
ただ、その根底にあるものは、
事業に対する想いや情熱だということは同じです。
そこが非常に強いのは2人に共通しているところでした。
全てに共通するのは「理念」。
自分が何のためにこの事業やるのかということです。
このようなまったくタイプの違う経営者の方を見ることによって、
事業は理念を中心に考えるのが正しいということがわかりました。
事業のやり方は違っても、
その奥底に流れているのは、理念なのです。
自分の中心、すなわち理念がしっかりしていれば、
どんな問題が来ても解決できます。
ビジネスの問題に苦しんだり、迷ったり、
行動できなくなるというのは、
自分の軸がしっかりしていないからです。
例えば、ビジネスで問題が起こるとします。
起こったら自分の理念や中心に照らし合わせて、
問題について考えます。
この問題を、どう判断していくかを考えていきます。
そして自分の理念にそって、解決策を考えていきます。
そしてその解決策を実行に移して改善していきます。
それを繰り返していくことで、解決に向かっていきます。
ただ、解決しても、また新しい問題がビジネスでは出てきます。
その新しい問題に対しても、また自分の理念や中心に問うて、
改善していきます。
そうすればブレずに問題を解決して、
ビジネスを成長させていくことができます。
ただ、この自分の中心軸がフラフラしていると、
その時々で判断が変わってきます。
ある問題の時はお客様のために行動しているのに、
別の時は収益のためだったり、
別の時は自分個人のためだったり、
判断の軸がコロコロ変わると、
事業に対する一貫性が無くなってしまいます。
事業をやっていくときに大切なのは、一貫性です。
一つの価値観で事業を作ることができるかどうかが大切です。
一貫性がない事業は、そもそも人が集まってきません。
その一番大事にしないといけない価値観がコロコロと変わってしまうと、
末端の戦略がすべてブレてきます。
そもそも全体の戦略がその時々によって、
全部変わってしまいます。
ある時は人のためとか言っていたのに、
ここだけ急にお金のためになってしまうというような
おかしな事態が発生してしまいます。
ですから、一つの考え、一つの軸、
すなわち自分の理念やミッションという中心になる
不変の価値観で事業の意思決定をしていくことが
とても大切になってくるのです。
ビジネスで成果を出すことはそれほど難しいことではありません。
諦めずに改善し続ければいつか必ず成功します。
成功の方法を一生懸命に勉強してきた方には、
元も子もない話をしてしまって、すみません。
ただ、すでに商売をされている方なら分かると思います。
結局ここに尽きます。
私もこれまでに多くの起業家や経営者を指導させて頂いたり、
調べさせていただきました。
ただ、成果を出している方が特別能力が
優れているわけではありませんでした。
成果を出している人たちは一つのことを徹底的に、
ずっと改善して改善してやり続けたから成果が出ているというだけでした。
最初から、みんなそれが出来ると分かっていたわけではないし、
いつ成果が出るとかも分かっていたわけではありません。
ただ皆さん自分の夢の実現を諦めずに改善していっただけでした。
理念を中心に事業をつくることが正しいことは
「ゴールデンサークル理論」からも分かります。
ゴールデンサークル理論は、
アメリカの経営コンサルタント、
サイモン・シネックが提唱している理論です。
ここで少し質問です。
なぜMacやiPhoneなどApple社の商品が売れるのでしょうか?
私もパソコンはMac使っていますけども、
別にMacだからって特別優れた機能があるわけではありません。
経理のための表計算はWindowsでも出来ますし、
PowerPointで講義の資料を作るのもWindowsでも出来ます。
インターネットを見るのもMacだろうがWindowsだろうが出来ます。
でも何故か人はMacやiPhoneを買います。
なぜ買うのでしょうか?
それは先ほどのスターバックスと同じです。
カフェは沢山あるのに、
なぜ、みんなわざわざスターバックスに行くのか?
それはやはり根底に「理念」があるからです。
それがゴールデンサークル理論で言っているところの
“WHY”の部分にあたります。
何故この事業をやっているのか。
これがWHYの部分です。
そして、次が“HOW”になります。
どのようにするのかということです。
そして最後が“WHAT”です。
何を提供していくのかというところです。
例えば、普通の会社がパソコン売るとなったら
どういう風に説明するかというと
例えばこのような感じになります。
「このパソコンには、こういう機能があります、
HDDは何ギガでメモリが何メガバイトで
1秒間に何万回計算しています。
こういう機能がついて、こういう特典がついています。
このパソコンをお一ついかがですか?」
というような説明をします。
これが普通のWindowsを売っている会社のパソコンの売り方です。
ではアップルがmacを売る場合はどのように売るかというと、
「私たちはあなたのライフスタイルを変えます」
まず、こう言います。
「生活の中に溶けこみ、
いつでも情報にアクセスできるように生活を豊かにします。
あなたの仕事がよりクリエイティブになっていきます。
さらに効率も改善されていき、
自由な時間が増えます。
より豊かなライフスタイルを過ごせるように作ったのが
このパソコン、macです。
お一ついかがすか?」
と、このように説明します。
なぜ、このパソコンを作ったのか
というところから発信していきます。
それがこの“WHY”の部分にあたります。
そして、このWHYから説明されることによって、
人は感情が動かされます。
人は理屈でモノを買うわけではありません。
人がモノを買うのは最終的に感情です。
WHYを説明することは、
この感情の部分に直接メッセージを
投げかけることができるのです。
だから何故あなたは今の事業をやっているのか、
という根源の部分から考えていくことが
非常に重要になるのです。
そして理念から事業を考えることと対称に、
お金儲けから事業を考えるという考え方もあります。
これは私も非常に悩みました。
これまでの事業経験の中で、
利益のために事業を作ったこともたくさんありました。
この事業は儲かりそうだなと思って行ったことも
たくさんあります。
ただ、お金儲けのためだけに始めた事業は、
一時的には良いかもしれませんが、
やはり長期的に成功し続けるのは、
難しいなと実感しています。
儲かるかどうかだけの判断軸で、
事業を成功させていくのは、
普通の人にとってはかなり難しいでしょう。
今の日本人は単純にお金だけが目的で
事業を行っていける人のほうが割合としては少ないでしょう。
子供の時によほど貧乏で、
本当にもう泥水を飲むぐらいのそんな貧乏の経験とかがあれば、
もしかしたらお金を儲けることだけが
唯一の価値観でもいけると思います。
ただ、そのような経験がない普通の人は、
お金だけがそこまでモチベーションになるというのは
かなり少ないでしょう。
そういう人でも一時的にはお金だけが
目的でも良いですが、
やっぱり長期的に本当に成功し続けるとなると、
お金だけでは、どこかのタイミングで問題がやってきて、
破綻がきます。
私が、夢の実現と収益性を両立させるためにまとめたのが、
この「ビジネス成功の5サークル」です。
5サークルでは、ミッションを中心に作る事業の作り方をお伝えしています。
“ミッション”が1番真ん中です。
そして次が“自分の強み”です。
そして3番目が“商品・サービス”です。
4番目が“戦略・戦術”で、
最後に“効率性・収益性”がきます。
効率性や収益性はとても大切です。
ただ優先順位は最後です。
ほとんどの人が効率性や収益性から考えていきます。
どうやって儲かるかから考えています。
単なる投資家であれば、どう儲けるかだけでも問題ないでしょう。
ただ、自分の好きなことを事業にしていこう、
夢を実現していこうと考えている人は、
収益性は最後になります。
最終的にはミッションも収益性も同時に考えるようになります。
ただ中心にミッションが無いのに、
いきなり儲かるかどうかだけで考えていても、
多くの人は、その事業を実現させることはできません。
エジソンの有名な言葉があります。
「失敗なんかしちゃいない。
上手くいかない方法を1万通り見つけただけだ」
という言葉です。
これはエジソンが電球を発明したときに
新聞記者からの質問に答えたものです。
新聞記者は
「1万回も失敗してよく諦めなかったですね」
という風に質問したそうです。
普通だったら1万回も失敗するということは
普通、出来ないです。
普通の人は、おそらく2、3回、失敗すると嫌になります。
だから成功するかどうかは、
1万回のレベル感で出来るかどうかだけなのです。
才能とかではありません。
1万回の失敗をしても実現したいと思える
モチベーションがあるかどうかだけです。
そして、そのモチベーションは結局、
自分のミッション、自分の使命につながってきます。
自分が何のためにこの世に生まれてきたのか
というところに行き着いてきます。
だから事業は、それくらいのレベル感で考えないと
成功できません。
目先の3ヶ月とか半年で、
どう儲かるか儲からないとかのレベル感では、
しんどいですね。
しんどいというか、無理です。
少なくとも私は出来ませんでした。
私もこれまでに多くの起業家や経営者の方々に
コンサルティングをさせていただきました。
その中で多くの方に「How to」をたくさん教えきました。
ただ、「How to」を教えても多くの方が
行動をしてくれませんでした。
どんなに良いノウハウや解決策を教えても、
結局、その人が本当にやりたいこととつながっていなければ、
行動することはありません。
その人自身が、その解決策を本当に心からやりたいと
思えるかどうかというモチベーションのところが、
結局大きな問題になってくるのです。
すでにミッションを中心に事業を
作っている方々をご紹介します
そして実際に私がこれまでに指導してきた方々で、
自らの想いを中心に事業を作り
成果を出している方々が大勢います。
その一部をご紹介させていただきます。
岩瀬さんは、マクロビオティックや薬膳といった方法で、
お母さんと子供に安全で健康な食を届けるための
料理教室を行っています。
幼い頃に、身体が弱かった母親を助けたいという想いから、
食の安全と健康についての料理教室を行っています。
ブレない軸を作ることで全国から、生徒さんが集まっています。
>>岩瀬さんの事業に対する想いの詳細はこちらをご覧ください
バイクを楽しんでほしいという思いで今泉さんは事業を作っています。
今泉さんが主催するツーリング会は
全国で3000名以上の会員さんがいらっしゃいます。
バイクで感動する人生を送ってほしいという想いから、
レッスン会やツーリング会、教材の販売などを行っています。
ライダーにバイクを本当に楽しんでもらいたいという
思いから事業を作っていっています。
>>今泉さんの事業に対する想いの詳細はこちらをご覧ください
齋藤千恵子さんは、元々主婦からこの事業をスタートしました。
ボディジュエリーという女性の手や腕に描くアートのやり方を教える事業です。
お客様を幸せにしたいという想いから、
サロンや通信講座、プロ養成講座などを行っています。
そして、お客様の幸せを提供するために、
ボディジュエリーの協会を設立して、
子育てしている女性に新たな生きがいを提供していく事業を行っています。
>>齋藤さんの事業に対する想いの詳細はこちらをご覧ください
鬼本さんは、自分の情熱を伝えることで
大企業との契約を決めてきました。
元々、大手企業の役員にもかかわらず、
会社の事情から退職を余儀なくされました。
全くのゼロの状態で、一から勝負することになってしまいました。
そんな苦難を乗り越えられたのも
自分の事業に対する想いがあったからです。
会社に埋もれている人材に、
もっと活躍してほしいという想いで、
企業のコンサルティングを行っています。
人事コンサルティングに対する自分の思い、
そういうものを伝えることによって、
今では個人でも大企業のコンサルティングを行うことができています。
>>鬼本さんの事業に対する想いの詳細はこちらをご覧ください
みんな自分の想いから事業をスタートさせています。
これが「ビジネス成功の5サークル」です。
ミッションを中心にしたビジネスを作った結果です。
「ビジネス成功の5サークル」でお伝えする内容は・・・
「ビジネス成功の5サークル」では、
「ミッション」を中心に、
「自分の強み」「商品・サービス」「戦略・戦術」「効率性・収益性」の
5つを身につけ、あなたの夢を叶える事業の作り方をお伝えしていきます。
内容の一部をご紹介すると、、、
✔ あなたの事業にブレない軸をつくる方法
✔ ミッション=「人生の目的」から事業を考える
✔ 事業で変わっていいものと、変わってはいけないもの
✔ 個人・家族・会社の3つのミッションで人生も事業も豊かにする
✔ すべての中心は個人のミッションから始まる
✔ スターバックスになぜ人が集まるのか?
✔ なぜ、多くの人がミッションを作っても人生が変わらないのか?
✔ 個人のミッションを見つけるための3ステップ
✔ 社会貢献しながらお金を稼ぐ方法
✔ なぜお金を目的にした事業は失敗するのか?
✔ 孫正義さんのビジネスの作り方
✔ ミッションの一番奥底に眠っているもの
✔ なぜ、ミッションがしっくりこないのか?
✔ ミッションを作るだけでは意味がない理由
✔ 人を感動と共感で巻き込む方法
✔ 見せかけのミッションを作っても多くの人が失敗する理由
✔ 自分の強みと弱みを徹底的に活用して事業をつくる
✔ 人間の先天性と後天性を理解する
✔ マイナス思考が経営者には絶対に必要な理由
✔ 自分の本当の強みを見つける方法
✔ 松下幸之助さんは自分の強みと弱みをどのように活用していたのか?
✔ あなたが神様から与えられたギフト(Gift)を見つける
✔ あなたの中に隠された本当の強みとは?
✔ 自分軸と顧客主義からヒット商品を生み出す方法
✔ ソフトバンクのビジネスモデルは?
✔ なぜ顧客はあなたに嘘をつくのか?
✔ 顧客の真実の声の引き出し方
✔ ミッションを広める戦略・戦術を身につける
✔ PSM分析でビジネスの全体像を把握する
✔ 人を感動と共感で巻き込むための3つのコミュニケーション
✔ リーダーに一番必要なコミュニケーションスキルは?
✔ 最高の経営チームをつくるミッションマネジメントとは?
✔ 人間関係のパワーバランスを知る
✔ 意思決定のスピードが速いチームの作り方
✔ あなたの想いを広げる「ミッションマーケティング」とは?
✔ 新規顧客獲得のための2ステップマーケティング
✔ 収益力アップのためのリピーター戦略
✔ CPOとLTVから収益を最大化させる
✔ ミッションを具体的に実現させるには?
✔ 利益はミッションを実現させるためのコスト
✔ ミッションを効率良く実現させ、収益性を高める3つの方法
✔ 夢を具体的に実現していく「事業計画の作り方」
✔ 売上高や利益額より見なければいけない数字「KPI」とは?
✔ あなたの理想の未来を仲間と実現させる「経営計画発表会」とは
などなどについてお話していきます。また、セミナーでは、単に私が一方的にお話をするだけでなく、あなた自身にミッションを見つけていただくためのワークも積極的に行っていきます。あなたも一緒に考え、そしてミッションを見つけて、自分の事業を成功に導いていってください。
ただし、セミナーでお伝えするには、時間に限りがありますので、当日の進行状況に合わせて、一部、内容を割愛させていただく場合があります。その場合は何卒ご了承ください。
●開催日程
●第3回 3月5日(土)10時~17時(東京・三軒茶屋)
●第4回 3月12日(土)10時~17時(東京・秋葉原)
●第5回 3月19日(土)10時〜17時(東京・秋葉原)
※開催場所はお申し込み後の自動返信メールにてお知らせします。
東京23区内の会議室で行います。
開催場所は変更になる場合がございます。
各回とも内容は同じです。
●対象となる方
・経営者の方
・起業家の方
・自分や会社の方向性に悩んでいる方
・個人事業主の方
・フリーランスの方
・女性の方
・起業準備中の方
・サラリーマンの方
・いつか起業したいけど、どうやっていいか分からない方
など、自分のビジネス・人生をより良いものにしていきたい方を
歓迎しています。
●受講料
3,850円(税込)
※昼食代込みになります。
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私は学生の頃から起業したいと思い、
銀行員を6年半、経験し、30歳で起業の第一歩を踏み出しました。
それから10年。起業家として9つの事業を立ち上げてきました。
また、ビジネストレーナーとして
77業種2000名以上の起業家の方を指導させていただきました。
ただ、その中で、成功したこともありましたが、
失敗したことも数多く経験しました。
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「ビジネス成功の5サークル」です。
ミッションを中心にすることで、
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そう確信することができました。
ビジネス成功の5サークルでは、
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私はこれからの日本や世界を変える
起業家・経営者を育成していきたいと思っています。
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